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地域ネットワーク構築くろねえ事業

地域ネットワーク構築    ”くろねえ事業”
 
 上三川町では今後、少子高齢化が急激に進み、今のまま福祉サービスを使っていると、困っている人を支援するためのサービスや費用が足りなくなっていきます。そのような時代に備えるため、町社協ではくろねえ事業を実施し、住民同士のつながりや、新たな支え合いの仕組みづくりを、住民の皆様や関係機関と共に行っていきます。
地域の仲間や、心配な人に渡し、支え合いを広めましょう
※「くろねえ」とは、この地方の方言で、「大丈夫、心配ない」という意味合いです。
 
くろねえ事業についてのお問い合わせは、
上三川町町社会福祉協議会 地域包括支援センター(tel:0285-56-5513)
までご連絡ください

★くろねえ会議活動報告★

地域の話し合いチーム
    
                   活動報告
 

地域の見守り推進啓発チラシ

令和4年度、各小学校地区ごとに、くろねえ会議やワーキンググループで作成してきた地域の見守
り推進啓発チラシが、全ての地区で完成しました。
見守りによって、「あれ?おかしいな。いつもと違うな」という変化に早く気付き対応することで
大きな事故やトラブルの回避が期待されます。お互いに見守り、支えあい安心して生活できる地域
になるようにという各地区の思いが込められたチラシとなりました。

写真は左上から 
 本郷小地区/本郷北小地区/上三川小地区
 坂上小地区/北小地区/明治小地区/明治南小地区


くろねえ個別会議

くろねえ個別会議とは?

 地域で困っている人に対し、その困りごとを取り巻く住民や関係機関を中心として話し合う会議で、自治会や班単位でルールづくりや個別事例の解決を目指しています。
 (例)〇転倒してゴミ出しができなくなってしまった人の支援体制を早急に考える
    〇見守りが必要な高齢者を隣近所でどのようなルールで見守るか考える
    〇困っている人を、ボランティアや公的機関につなぐ
                                       など

 お住いの地区で対応に困っている方がいらっしゃいましたら、地域包括支援センター(56-5513)までご連絡ください。
 
 

今年度話し合った主な内容と成果

内 容
成 果
個別会議参加者
転倒しやすくなった。ゴミの分別ができず、ゴミ出しができない。緊急通報装置の導入。本人がゴミを分別できるよう、種類ごとにゴミ箱を作成。近隣住民のゴミ出し協力。民生委員児童委員、自治会長、福祉協力員、本人、本人の家族、近隣住民、在宅介護支援センター、社協
これからの生活に不安を抱えており、誰かに話を聴いてほしい。関係者同士の情報共有を行い、顔の見える関係を構築。傾聴ボランティアに訪問してもらい、不安軽減を図る。民生委員児童委員、福祉協力員、近隣住民、傾聴ボランティア、ケアマネジャー、在宅介護支援センター、社協
1人暮らしで物事を理解するのに時間を要する。成年後見制度を利用し、保佐人が付いたが今後も安心して自宅で生活したい。関係者同士の情報共有を行い、顔の見える関係を構築。デイサービスや「えんがわ」を利用したい気持ちが少し出てくる。本人、民生委員児童委員、在宅介護支援センター、役場、社協
夫が施設へ入所し1人暮らしになる。本人も物忘れや妄想が出てきており、猫をたくさん飼っているので家の中も不衛生。
今後も関係者で見守りを継続。何かあったときの連絡先を共有し、見守り体制を構築した。本人、民生委員児童委員、前民生委員児童委員、自治会長、福祉協力員、ケアマネジャー、ヘルパー、在宅介護支援センター、社協
認知症の1人暮らし。朝夕と散歩に出て介護サービスの時間に不在でサービス受けられないことがある。何かあったときの連絡先を共有。民生委員児童委員、在宅介護支援センターによる訪問、福祉協力員による散歩中の声かけ。民生委員児童委員、自治会長、近隣住民、福祉協力員、ケアマネジャー、社協
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